>>> 角膜移植とは

角膜とは眼球の最前部にある黒目を覆っている透明な膜のことです。
この角膜を通して光が網膜に達し、物が見えるのです。
角膜の病気としては円錐角膜、水胞性角膜症、細菌、感染、角膜白斑、角膜変性症、ジストロフィ、外傷など様々ですが、このような病気やケガで白く濁ると光が通りにくくなり物が見えにくくなってしまいます。
この濁った角膜を透明な角膜と取り替える手術を角膜移植といいます。
移植に使う角膜は、亡くなられた人の目から頂きます。角膜が透明であれば、近視、遠視、乱視、老眼、白内障(そこひ)、年齢に関係なく献眼ができます。
感染の恐れのある病気での死亡の場合は献眼できない場合があります。

>>> 石川県アイバンクについて

石川県アイバンク( 旧金沢眼球銀行) は、昭和39 年10 月、角膜移植術により視力障害者の視力の回復に資するとともに、眼の衛生思想の普及向上をはかり、社会福祉に寄与することを目的として、石川県とライオンズ3クラブ( 金沢、金沢東、金沢兼六) の合同出捐で設立され、昭和40 年4 月に厚生省の認可を受け、日本全体の54 のアイバンク中で11番目の長い歴史をもっています。
平成9 年11 月、石川県全体のライオンズクラブの協力のもとに活動範囲と内容の充実をはかるため、名称も金沢眼球銀行から石川県アイバンクと改めました。
更に政府の公益法人制度改革に伴う公益財団法人認定を平成22 年8 月石川県知事より受け、公益財団法人石川県アイバンクとして活動しております。

>>> アイバンクだより(pdf)

>>> 情報公開

>>> 登録するには

「アイバンク」にお電話かメールで、お名前とご住所と連絡先をお知らせ下さい。
登録申込書をお送りしますので、記入捺印いただき、献眼の際にご連絡していただく近親者の同意を得て、同じく記入捺印の上、そのまま投函ください。
後日、登録票をお送りいたしますので携帯してください。

>>> 献眼時の手続き

  • 万一、登録者がお亡くなりになった時は、ご家族の方から、または入院先の医療関係者(主治医や看護師)から、金沢大学附属病院内の石川県アイバンク窓口へ『献眼です』とご連絡ください。それとともに眼球が乾かないように、ご遺体の瞼を濡れたガーゼや絆創膏などで閉じておいて下さいますようお願いいたします。また、移植に使用して良いことを確認するために若干量の採血をお願いさせていただきます。
  • 眼球は死亡された後、6 〜 10 時間以内になるべく早く処置することが必要です。献眼される方のご意思を無駄にしないためにも、ご連絡はできるだけ早くお願いいたします。
  • 献眼の連絡を受けた医師は、昼夜に関係なく直ちに摘出に伺います。しかし、準備の都合上、到着までに多少お待ちいただくことがあります。
  • 摘出にかかる時間はおよそ30 〜 60 分です。眼球すべてを摘出させていただきます。摘出後は義眼(可燃性)を入れて丁重に処置するため、外見上は摘出前と変りのない状態になります。
  • 献眼は、年齢に関係なく、また、角膜以外の眼の病気があっても差し支えありません。しかし、提供された眼球を移植することによって、移植を受ける方に生命の危険を及ぼす場合や、角膜に障害を及ぼす危険がある場合には献眼できません。このような場合は、提供のお申し出をいただいてもお断りすることがありますのでご了承下さい。
  • 献眼をしていただいた方への感謝の気持ちとして、感謝状が伝達されます。

>>> Q&A

  • 献眼に年齢制限はありますか?
  • ありません。但し、3歳以下の子供の角膜は発育の未熟性から移植手術は難しくなります。
  • 献眼登録をしていなくても提供は可能ですか?
  • 生前に献眼登録をされていない場合でも、ご本人が提供する意思がないことを表示している場合以外に、ご家族の同意があればご提供いただくことが可能です。
  • 身体に癌があっても献眼できますか?
  • 提供可能です。但し、血液の癌(白血病)や眼の癌(眼内悪性腫瘍)の場合は提供できません。
  • 特定の人に提供することはできますか?
  • 臓器の移植に関する法律の一部が改正され、平成22 年1 月17 日からは、親族(夫婦、親子間に限る)に角膜を優先的に提供する意思を書面で表示できることになりました。
  • 献眼したら謝礼は出ますか?
  • 角膜提供は、善意に基づく無償の提供ですので謝礼は出ませんが、石川県アイバンクから生花、香典と理事長名の感謝状が、石川県から知事名の感謝状が、厚生労働大臣からも後日感謝状が贈呈されます。

アイバンク資金にご協力を

目は決して売ったり買ったりするものではありません。しかし、眼球を提供くださる方の募集や登録、また提供された眼球をいただきに行く費用など多額の経費が必要です。この経費は、寄附金や賛助会員会費など皆様の善意の基で運営しております。
ご援助をお待ちしております。

【賛助会員制度について】

賛助会員:
公益財団法人石川県アイバンクの目的に賛同して、
賛助会費を納入する者を賛助会員とする。
会  費:
年会費は会員の種別に応じ下記のとおり
(1)法人会費 1口 10,000 円(口数に制限なし)
(2)個人会費 1口  2,000 円(口数に制限なし)
特  典:
当法人が発刊する石川県アイバンクだよりの配付を受けることができる。

【免税措置について】

公益財団法人と認定を受けたことにより下記のように免税措置が受けられます。

1. 個人の場合:
個人が2千円を超えるご寄附をされた場合、2千円を差し引いた金額が所得金額から控除されます。
寄附金額ー2千円=控除額(所得金額40%限度)
2. 法人の場合:
特定公益増進法人に対して支出した寄附金については、一般寄附金額の損金算入限度額とは別に、別枠の損金算入限度額が設けられています。
(所得金額の5%+資本金額等の金額の0.25%)×1/2を限度として損金算入