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教授挨拶 

 
 
 私は昭和59年に本学を卒業し、郷里の岐阜大学眼科で研修医から助教授まで勤めましたが、平成14年12月に金沢大学眼科の第9代教授に就任いたしました。

 本教室は、明治17年(1884年)に開講され、第3代教授の高安右人先生(高安病の発見者)が教室の基礎を築かれました。その後、山田邦彦、中島實(後に名古屋大学眼科教授を経て東大眼科教授)倉知與志、米村大蔵(網膜電図の世界的権威者)、河崎一夫の各教授によって受け継がれた伝統ある教室です。開講126年となり、同窓会員は208名を数えます。現在の医局在籍者は70名で関連病院は、北陸3県の50施設(常勤医師派遣は38施設)に上り、北陸地方の眼科医療の中心的存在です。

 医局は若いエネルギーに満ちあふれており、自由闊達な雰囲気の中で研究や診療が行われています。夕方から行われる各研究グループのリサーチミーティングは、熱が入りすぎて時間がたつのを忘れるほどです。臨床的疑問から発生し、臨床に還元される医学研究(patient-oriented research)に取り組む基本方針のもと、日夜、研究と診療に励んでおります。

 眼科の三大疾患は、すでに外科的治療が普及した白内障を除くと、緑内障、網膜疾患、角膜疾患です。この三大疾患を教室の臨床と研究の柱として、緑内障、網膜、角膜の三つの臨床・研究グループが活動しています。また、全国に名の通った眼窩形成・腫瘍、斜視・小児眼科のスペシャリストも活躍しています。

 私が最も力を入れいるのは、若い人の教育です。大学の専門外来と関連病院との連携により、眼科学を体系的に習得できる教育システムを構築しました。また、大学院生を基礎研究と臨床研究の中核に位置づけ、常に患者さんに還元できる研究テーマを与えて、研究に邁進できる指導体制が確立しています。さらに、海外との共同研究や海外留学を通して、国際的に見識の広い医師を育成しております。

 教室を発展させるのは優秀な人材です。教室(学内にも関連病院にも)に優秀な人材が揃っています。あとは、彼らの指導のもと、後期研修医が光輝けるようにすることが私の仕事です。

 常に科学的な目で見た臨床医学を実践するClinician Scientistの育成を目指して、一流の眼科医を一人でも多く輩出するという私の夢の実現に向けて努力したいと思います。
 
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