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先輩からのメッセージ

 

「日本眼科学会専門医認定試験を受験して」

5年目 女性医師
 
眼科入局して眼科研修を行ったのちに眼科専門医資格を取得するには、専門医認定試験に合格することが必要となります。私は卒後臨床研修終了したH18年に金沢大学眼科に入局し、大学病院と関連病院での眼科研修後、今年6月に東京で行われた眼科専門医認定試験(筆記試験と面接)を受験し、無事合格して晴れて眼科専門医と認定されました。
 
眼科専門医試験を受験する資格を得るには、2年間の卒後臨床研修を修了したあとで、1年以上の眼科学会が認定した眼科研修プログラム施行施設での研修を含めた4年以上の眼科臨床の研修、1篇以上の論文を作成、2回以上学会で報告、各20例以上の外眼手術・内眼手術・レーザー手術の執刀などが必要です。(金沢大学附属病院は眼科研修プログラム施行施設に認定されています。)
 
金沢大学では、緑内障手術・網膜硝子体手術・眼窩形成手術・角膜移植など眼科領域の幅広い分野での手術が行われていて、眼科に入局後すぐから手術の助手や入院時の担当医として様々な眼科疾患の治療を経験でき、4年間の眼科研修内には、斜視手術や白内障手術など専門医試験受験資格に必要な件数の手術の執刀が可能でした。また、教育体制も充実しているため、論文作成や学会発表の際も、手厚い指導していただくなどの医局の先生方のご協力もあり、専門医試験に合格できたと思います。
 

新入局員の声


1年目 女性医師
初期研修が始まる以前には他の科で迷っていましたが、初期研修2年目の選択科目で眼科を選択し、今までの迷いがすっかり消えて眼科医になりたいと思うようになりました。
私が眼科にひかれた理由は 手先を動かせる、患者さんとの接点が多い、子供から老人まで幅広い層の患者、内科的な部分から外科的な部分両方もちあわせている、専門性の高さなどの様々な理由からです。
そして実際金沢大学眼科入局の道を選択したのですが、先輩方が温かく熱心に指導してくださり、とても学びやすい環境です。
困ったことや分からないことをすぐに相談できる先輩方にも恵まれ、アットホームでとてもよい雰囲気の医局です。
眼科に興味があるなしにかかわらず進路に迷っている方は、是非一度見学にきてください。心からお待ちしています。
 
1年目 女性医師
初期研修の半年間を金大眼科で研修させていただきました。入局を決めた第一の理由は眼科での研修が楽しかったことです。第2に、眼というとても小さな器官に、様々な疾患があり、それに対し様々な検査があり、治療があるという奥深さに魅力を感じたからです。また、患者様のQOL向上につながるとても素晴らしい仕事であると思いました。他科と迷った時期もありましたが、今は自分の決断に間違いはなかったと思っています。
少しでも眼科に興味のある方、興味はなくとも進路に迷っている方は、ぜひ一度見学・研修に来てください。
 
1年目 男性医師
自分はもともと工学部出身ですが医学部に再入学後は眼という臓器のすばらしさに感動いたしました。金沢大学眼科医局はどの分野もすばらしい先輩先生方がおられます。また金沢は料理がとてもおいしく最近は雪も少なくてとてもすごしやすいところです。こうしたすばらしい環境のもとで感動を共有し一緒に眼科医としての腕を磨きましょう!
 
1年目 女性医師
1.眼科のいいところ
眼科は綺麗な部位しか扱わないと言われています。
外科系の中でも女医さんが多く、結婚・出産後を経ても勤務形態を相談して長く働けるところ。
 
2.入局して楽しいこと
日々、自分の成長が実感できるところ。(眼底など今まで見えなかったものが見えるようになったり、検査や処置で出来ることが増えること。) 手技・検査が多くやり甲斐があります。眼科でしか行わない検査が多く、小さな臓器なのに本当に奥が深いと思います。
治療(手術)までがメジャー外科に比べて早いため、初診で受けた患者さんの診断・治療(手術)までみられ、フィードバックがしやすく勉強になります。
 
3.入局を考えているひとへ
眼科は日中業務が盛り沢山ですが、基本的に夜間仕事をすることがないので、日々気分転換しながら楽しく仕事とプライベートを両立でき(ると思い)ます。
また、医師不足は眼科にも起こっていて、都心部とは違ってまだまだ地方の手術を行う眼科医は不足しています。是非眼科へ来て地域医療に貢献して、医師としての遣り甲斐を感じて下さい。